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自然の中で素直の気持ち

2019-06-01
蓮花寺の荒戸ヶ入の風景
山にはエゴノキの花
山の自然の中で
先日、読み終えた本を整理していると『自反尽己(じはんじんこ)』先哲の言葉を見つけた。自反尽己とは、自らに返り己を尽くすこと…、すべてを自分の責任と捉え、自分の全力を尽くすことを意味するという。仕事が思う通りに進まないとき、難題にぶつかり逃げ出したいと思うときの自分の姿を省みた。すぐに自分の未熟さにハッと気づいた。すると、じわじわと心の奥底が熱くなってくるのがわかった。「自反尽己」そうだ!これからでも遅くない。この言葉としっかりと向かい合っていかねば!
そんな折、昨日、現場を見るために山あいの集落、蓮花寺荒戸ヶ入を訪れた。沢伝いに田圃が広がり、小雨で潤った山の新緑に包まれた。「いやぁ、気持ちいい。」静けさと澄んだ空気の中で、頭の中が空っぽになるようなスーっと気持ちが軽くなる感じがした。自然の中にいるとどうしてこんなに素直な気持ちになれるんだろうと思いながら、「自反尽己」の言葉を思い出した。もっと素直になろっと!「皆、いつもありがとう。」